MLMの報酬プランのツリー(ピラミッド)の見方・読み方を理解する

ツリーは位置によってそれ以外の場所の名称が変わる

ネットワークビジネスのツリー(ピラミッド)に配置される人と人の関係とは」にて概要はお伝えしましたが、ツリーはどの範囲から・誰の商品購入のポイント分が誰の報酬になるのかの権利関係を示した図です。

今回は、このツリーの見方と種類を説明していきたいと思います。

ツリーを読む上で重要なのは「誰を中心に見るかによって名称や呼び名が変わる」という点です。いわゆる「相対性のある名称」がツリーの理解をややこしくしています。

ツリーの読み方

ツリーという言葉も公式なものではなく、否定的な方はピラミッドと呼びますし、会社によっても読み方を変えていたりします。人から人へ伝わることに由来して「レジェンド」と呼ぶMLM企業も存在します。

ここでは単純な図を使って読み方を解説していきます。

今これを読んでくれているあなた自身をAさんとして説明します。

アルファベットを付した○の部分に人を配置(ポジショニング)することになりますので、○のことをポジションと言います。

今回示した図では各ポジションの中にA〜Jさんが割り振られています。例外もありますが、基本的に各ポジションには、ビジネス目的にディストリビューター、商品購入目的のプリファードカスタマーのどちらかが配置されてます。

あなた(A)より下にいる全メンバー(B〜Jのメンバー)をグループ単位で「ダウンライングループ」と呼びます。下のラインにいるグループという、そのままの呼び名です。ねずみ講的言い方をすると「下位会員」ですが、、、あまりにも印象が悪いのでこの言い方は避けときます(笑)

あなた(A)から見てBさん、Cさんの層(緑色)のことを「レベル1」と呼び、D〜Jさんの層(緑色)のことを「レベル2」と呼びます。これがツリー上の段の数え方の最小単位で基本となります。これ以外で「世代」という言い方がありますが、これは「レベル」とは全く違いますが、、、別の機会に説明します。

ツリーは自分の位置(ポジション)でその他の名称が変わる

冒頭でツリーは「相対的」だと表現しました。

今度はBさんがあなたと仮定して説明します。

この場合は、D、E、Fさんがいる層(緑色)「レベル1」になり、AさんとAさんより上の直線上のメンバー全員のことを、あなた(B)のアップラインメンバーまたはアップラインと言います。

あくまで直線上のメンバーだけです。

1つ上の層に行ってから再度自分と繋がらない下の層に途中で折り返したメンバーはアップラインとは言いません。

上記の図でいうと、あなた(B)の上の層である(A)さんから、あなたと繋がらないCの層に折り返した、Cさんとそのダウンライン(G~Jさん)はアップラインではありません。Aさんとその上で折り返さず辿れるアップラインのみが、「アップラインメンバー」「アップライン」と呼ぶ対象です。

この理由は、アップラインというのは、あなたとあなたのダウンラインの商品購入の成果がボーナスとして還元される人だけが対象なので、折り返さずラインの直線状に位置する上のメンバーに限定されるのです。

C、G〜Jさんがどんなに商品を購入しても、あなた(B)の報酬にはなりません。このように、ダウンライン以外で報酬の還元対象外のポジションを「他系列」と言い、対象内は「同系列」と表現します。

DさんはBさんのレベル1にいますが、Aさんから見るとDさんはレベル2です。このように見る位置によって呼び方が変わるのが、ツリーを読む上での大きな特徴です。

Aの一つ下のレベルのメンバ数を、AさんはBとCの2系列を育成していると表現します。ということは、BさんとCさんはそれぞれ1系列育成していると表現します。

ツリーのタイプによってポジションに入る人数と属性が違う

詳しくは別の機会に説明しますが、ツリーは厳密には2つ存在し、制限幅ツリーと無制限幅ツリーと呼ばれます。

無制限幅ツリーの場合は、ほとんどのMLM主宰企業のシステム上は「1ポジション1人」か「1ポジション1夫婦」が配置されます。

無制限幅ツリーは報酬の金額以外に制限を設けていることから、1ポジションに1人配置すればあとは結果次第でいくらでも稼げるということになります。

(ちょっとややこしいので補足しますが、この「無制限幅ツリー」の「無制限」と、ネズミ講を表す「無限連鎖講」の「無限連鎖」は全く別のことを指しますので、混同しないようにお願いします。なぜ、無制限幅ツリーという名称を用いるのかは無制限幅ツリーの説明で改めて解説します。明確に根本から違うので、誤解や片方に偏った一方的な説明のつまみ食いにならないようにお願いします。)

逆に制限幅ツリーの場合は、1人の人が1ポジション、3ポジションと複数のポジションを取得することが可能になっています。

上記の図で言うとA、B、Cのポジションをあなたが取得することが可能なのです。

この理由は制限幅ツリーの場合は、「1ポジションあたり月に○○万円まで」と言った1ポジションあたりの金額の上限を設けているため、その金額以上を稼ぎたいとなった場合は、2つ以上のポジションを買わざるを得ないためです。

買わざるを得ないといっても、まずは1つのポジションで金額上限額まで貰える人なんて数%ですし、報酬を受け取る状態にするためにポジションの数だけ毎月購入しないといけないので、勧誘の際に「3ポジ」買っておいたほうがいいという、メリットだけの甘い説明で取得してしまう人が圧倒的に多いのが現状ですが。。。