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本記事で得られる知識
当記事では、ネットワークビジネスの報酬システムのうち、ブレイクアウェイを理解するために必要な要素である「パーソナルグループ」について解説します。
この記事はこんな方向けです。
この記事を理解するためには、日本アムウェイ、ニュースキンといった大手報酬システムのひとつである「ブレイクアウェイ」の報酬の計算方法を体系的に理解されたい方向けとなります。
ブレイクアウェイで必須の概念
ブレイクアウェイの報酬体系では、ブレイクアウェイを取得できる基準となるタイトルが用意されています。
アムウェイ社であれば「ダイレクト・ディストリビューター(DD)」、ニュースキン社であれば「エグゼクティブ」です。
ツリー上はこの基準となるタイトル並びにそれ以上のメンバーと、この基準の条件を満たさないメンバーとに分けられ、基準を満たしたメンバーはツリー上では転々とした配置となります(図2)。
図2の青色のポジションを基準に、転々とした基準を満たしたメンバーだけで「段」をカウントするのが「世代」という単位です。
例えば、図2でいうと、独立メンバーのAさんを基準に見ると、Bさん、Dさん、Fさんの間に基準を満たした独立メンバーがいないので、3人が「1世代」という呼び方をします。
Cさんは、Aさんの間に1世代目のBさんがいるので、Cさんは2世代目、Eさんは3世代目という言い方です。
レベルは黄色の全メンバーを基準とした段なのに対して、世代は独立メンバーだけをカウントする段となります。
あなたが基準を満たしている場合は、あなた自身と1世代目の基準を満たしたメンバーの間には、基準を満たさないメンバーがライン上に配置・存在しており、そのメンバーがあなた自身のパーソナルグループとなります(図3)。
もしあなたが基準を満たしていない場合は、あなたは一番直上にいる基準を満たしているメンバーの「パーソナルグループの一員」となります(黄色のポジションのどれか)。
パーソナルグループはブレイクアウェイのボーナス体系で報酬額の計算をするために必要不可欠の概念です。
基準を満たしたメンバーのダウンラインに配置される「パーソナルグループ」のメンバーが購入した商品についているポイントを基準に、「グループ」単位で発生する報酬がブレイクアウェイ型のボーナスになります。
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ブレイクアウェイが「独立する」という表現になる所以
ブレイクアウェイというのは、いろんなサイトでも書かれていますが「独立する」という表現を用います。
単純に「独立する」なんて聞いても、そもそも個人事業主なのに独立するってどういうこと?となりますし、いきなり独立するって言われても、んじゃ独立する前はなんなの?となります。
ブレイクアウェイを採用しているネットワークビジネスでは、最初は普通のディストリビューターとしてビジネスを開始して、ブレイクアウェイする基準となるタイトルを目指していきます。
基準となるタイトルになるまでは、誰かのパーソナルグループに所属しており、ブレイクアウェイのポイントになれば、その「誰かのパーソナルグループから外れて自分の直下にいる基準を満たさないグループがまるごとあなた自身の新たなパーソナルグループとして管理する」ことから「独立する」の表現の所以となっています。
ちなみに、ブレイクアウェイは日本語では「独立する」という言い方をしますが、おせんべいが割れる時のイメージ同じで「割れて離れる」という意味になります。
ブレイクアウェイはせんべいを割る時のイメージと同じです。
自分のより直上の基準を満たすメンバーのパーソナルグループだとして、自分もその中の一員だったところが、自分自身が基準を満たすと直上のパーソナルグループの一部を自分自身のパーソナルグループとしてまるごと離れて独立・管理することから「ブレイクアウェイ」という表現が定着するようになりました。
せんべいをやクッキーを半分に割るようにパキっと離れるイメージです。ま、せんべいやクッキーって割ると小さいかけらが飛び散りますが、これも独立する時に何気にいざこざもありますから、辞めるメンバーと例えると味が出ますね。失敬。
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