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本記事で得られる知識
当記事では、ネットワークビジネスの報酬システムの中で、システムそのものの言葉そのままに最も厳しくしてしまうロールアップについての解説します。
この記事はこんな方向けです。
ロールアップを理解するには、ブレイクアウェイとパーソナルグループを体系的に理解する必要があります。
また、現在このロールアップを採用しているのはニュースキン社のみなので、勧誘を受けた方・現在ビジネスをしているけどなかなか報酬システムを理解していない方はぜひ先にこの要素を理解するようにしましょう。
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ロールアップ
ロールアップは条件未達成時の吸い上げ
ロールアップは、独立条件を満たさずに一定期間の猶予さえも切れてしまうと(降格すると)、自分自身が通常のディストリビューターに戻り、そしてそれまでに構築した”ダウンラインとしての”独立メンバーとそのパーソナルグループが、あなた自身の直上の独立メンバーに吸い上げられるルールのことを言います。
要するに育成した独立メンバーとパーソナルグループは、全て条件を満たしたままの独立メンバーの元で面倒をみるから、あなたからは離しますというルール。
ロールアップのないブレイクアウェイの場合

図1は降格がない場合のブレイクアウェイにおける、組織上の降格の流れをイメージ化したものです。
図1左が降格前(独立時)であり、右が降格後のイメージです。
図1左のYou(緑色)が独立してたにも関わらず条件を満たさずに降格すると、図1の主人公の深緑の彼は通常のディストリビューターに戻り、直上で一番近い独立メンバー(この場合A)のパーソナルグループの一員に戻ります。
同時に、独立時に率いていたあなたのパーソナルグループはあなたが通常のディストリビューターに戻るのと同時に、直上の独立メンバー(A)のパーソナルグループとなります。
これが通常のロールアップのないブレイクアウェイの降格です。
性質が変わるだけで”組織図”に変更がないことがわかります。
再度独立条件を満たせば、再び図1左のように降格前に率いていたのと同じパーソナルグループ郡を率いて独立できるチャンスがあります。
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ロールアップ型のブレイクアウェイの場合

ロールアップがある場合のブレイクアウェイは、降格をすると、それまでに築き上げた独立メンバーがまるごと、直上の一番近い独立メンバーに吸い上げられます。
吸い上げられるが故に「ロールアップ」ということです。
ちなみに、一度降格を経験して吸い上げられると、一定期間猶予があればその期間内に再度独立が達成できれば戻ってきますが、猶予期間がなかったり猶予期間中に再独立できなかった場合は、永遠に戻ってきません。
独立するのだけでも大変、そして育成したダウンラインが独立しても大変、それよりも自分がパーソナルグループの独立条件の売上を維持できなければ、もっと大変なのです。
こうなると、せっかく築き上げた信頼関係も上に吸い上げられ、、、ということはダウンラインが自分よりもアップラインに移動してしまい、気持ちや威厳の優越も逆転してしまいます。
全方向的にギスギスしやすい、ネットワークビジネスの中で「最も厳しいルール」と言えます。
ちなみにですが、ロールアップのない通常のブレイクアウェイの場合は、独立メンバーと独立メンバーの間に通常のディストリビューターが配置されているわけですが、ロールアップのあるブレイクアウェイの場合は、吸い上げられる性質上独立メンバーと独立メンバーの間にディストリビューターはいないことになります。
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