ネットワークビジネス(MLM)特有の繰越は1年後に会社の利益になっている


今回はバイナリー特有のポイントの繰越について書きたいと思います。

ここではバイナリーを体系的にイメージできる前提にて書きますので、まだバイナリーがいまいちイメージできないという方は先にバイナリーをご覧ください。

片伸び状態

バイナリーは1:1の比率によるボーナスというのが業界一般的に設定で、中には1:2というものがあったりもします。

左右のグループの売上は、左右それぞれの人数や、アクティブなメンバー、そしてリピートをするメンバー、更に1人あたりが購入する額、定期的な購入をする人の数など、いろんな要素が重なっています。

ボーナス自体は1:1や1:2の比率で確定して差し引かれていきますが、きれいに1:1や1:2の比率でボーナスが確定することはかなり稀です。

1:1のバイナリーの場合は片方のボリュームが余るとなかなか逆転するのは難しいですし、1:2の場合はポイントのあまりが逆転したとしても、きれいに0で確定することは難しいのは、実際にバイナリーシステムでビジネスをしている方のほうが身をもって経験していると思います。

繰越があるから安心だと思っていると損をする

片伸び状態による片方のグループのポイントのあまりについては、定期購入をすることにより繰り越す権利が与えられています。

そしてリピートを切らした段階で消滅します。

当たり前な書き方になってしまいますが、この繰越はいつ還元されるのかというと、単純にポイントが設定された1:1や1:2、2:1になり、最低のボリュームを超えた時点でということになります。

但し、これはディストリビューターの視点において、そうなります。

実は決算の時点で会社側の利益として確定している

ねずみ講ではないかぎり、MLM企業にも決算があります。

そして、この決算の時点で全ディストリビューターが余らせた分のポイントが会社の利益として確定している事実をご存知でしょうか?

もちろん決算日の次にも余ったポイントはそのままですし、1:1や1:2の比率を満たせば当然ボーナスとして計算されます。

ポイントは消滅せず繰り越されている状態で、決算日を持ってその分が利益として確定しているのです。

理由はたった1つ。

MLM企業側にて設定された最大還元率を超えてボーナスが吐き出されることはまずないです。

お分かりでしょうか?

最大還元率というのは全員が最も効率のいい(=最高タイトル)の状態で、理想的な配置で(1:1設定なら1:1で、2:1設定なら2:1の比率で)配置されている状態で、ボーナスとして還元される理論値です。

たった1度ポイントが余った時点で、設定された最高還元率を下回っていることになり、その分は企業側の利益としてほぼ確定している状態と言えます。

ただ、スターライズジャパンのように、余ったポイントに対してボーナスが発生するように設計されている場合には、別のボーナスで還元される形になるので、消去法的にはベターです。

他にも、あえて最大還元率を計算上は100%超える仕様にして、特定のボーナスをその調整役にして、実質還元率で50%まで調整するといった、バイナリー×マッチングを採用するMLM企業も外資系を中心に主流になっていますので、最近はこのような状況が減っているのも事実です。

それでも、そもそも余る状態が発生するバイナリーが今MLM企業で最も主流なのも、へたに在庫を抱える必要がないなかで、余ったポイントがきちんと会社側に流れ込む設計になっているからこそとも言えます。

また、問題のある原始的なバイナリーを採用する企業がランキングの上位にいるというのも皮肉な話です。

更に、上記のように実質還元率に見合うように、調整する役目を設けていたとしても、それがビジネスを始めたばかりの方に還元される設計になっていることも稀です。

余ること自体が悪ではないですが、そういう会計上の処理があり、余ること自体が最高還元率から遠ざかっている場合もあるという事実をもって、ビジネスを望むようにしましょう。