ネットワークビジネス(MLM)は会社で選んだら終わりです

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本記事で得られる知識

ネットワークビジネスは会社名や財務状況で選ぶべきではありません。その理由について解説します。

この記事はこんな方向けです。

当記事は、ネットワークビジネスに関して無知な方、初心者の方向けの記事になります。

更に、ネットワークビジネス、MLM、マルチ商法、マルチまがい商法、ねずみ講、連鎖販売取引といった名前を聞いたり、そういうものに家族や友人が参加してほしくない方も、事前の予備知識として読んでおくことをお勧めします。

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ネットワークビジネスは会社名やブランドで選ぶべきでない

一言でネットワークビジネスと言っても、1つのMLM主宰企業が1つのネットワークビジネスを提供しているため、会社選びが重要だと、ネットワークビジネスを推奨する多くのサイトでは書かれています。

ネットワークビジネスはMLM主宰企業との業務提携のような形でビジネスを行いますが、MLM主宰企業側が商品とビジネスの提供を行います。

会社が倒産してしまうと、それまで構築したツリーも信頼関係も、収入も全て途絶えてしまいます。

なので、会社選びが重要!!!と主張する推奨者が多いのですが、本当でしょうか?

ネットワークビジネスのお金の対価は何か?

ネットワークビジネスというのは、構築されたダウンラインのメンバーが自己購入した時(=非登録者に小売販売した時)に、条件を満たしていると報酬を受取ることができます。

これは物として商品だけでなく、保険や電気といった目に見えない商品・サービスでも存在しています。

つまり、お金を払う対価があってこそ、ネットワークビジネスとしての収益の源泉が発生する形になります。

そんな中で、MLM企業によって取り扱い商品は全くことなります。

主流となっている健康食品や化粧品など、カテゴリーとしては同じ種類が多いですが、商品の名前や原料などはMLM企業とMLM企業では全く違います。

アムウェイの商品郡とニュースキンの商品群は全く違います。

会社を選ぶということは、「取り扱える商品郡も一緒に選ばないといけない」ということです。

商品を選ぶのか?会社を選ぶのか?ビジネスを選ぶのか?

基本的には会社・商品・ビジネスは同じぐらい重要です。

但し、あえて優先順をつけるなら重要な順に書くと、

  1. 商品
  2. ビジネス
  3. 会社

です。
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商品あってのビジネス

商品・サービスがなく単なる会員登録料だけの支払いしかないものはねずみ講です。

商品・サービスの品質が最悪でビジネスをやっても、悪徳マルチそのものです。

商品・サービスがきっちり出来ているからこそ、ビジネスが成り立つのであって、仮に粗悪な報酬システムでも、商品がよければ、リピーター自体がポンコツ商品よりも圧倒的につきやすいので、商品・サービスが命です。

正直言うと、2,3番目のビジネスと会社というのは、どちらも同じぐらいの感じです。

商品さえよければ、勝手にリピーターが増えてくれますが、商品が良い上で稼ぎやすい報酬システム、育成しやすいシステムならばなおのことよろしいという感じです。

最後に会社なのはなぜかというと、潰れるか潰れないか判断できる材料がないからです。

唯一潰れそうな時に支払いが滞るぐらいでしょうか。

ほとんどが非上場企業なので、売上高も正確に公表しているとは限りませんし、自分で組織の成長を見たくても、ツリーは自分がてっぺんの状態でのダウンラインしか把握できません。

潰れる潰れないの判断をするのに最低限必要な会計情報を把握することができない以上は、正直会社で選ぶという感覚は捨てたほうがいいでしょう。
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