ネットワークビジネス(MLM)はお金を稼ぐ副業手段としておすすめなのか

本記事で得られる知識

当記事では、副業としてネットワークビジネスをする場合における想定や可能性について解説します。

この記事はこんな方向けです。

この記事は、ネットワークビジネスについて無知な方、初心者向け(つまりは誰でも向け)です。

副業としてのネットワークビジネス

ネットが情報取得ツールとして当たり前になった今においても、(明らかに勧誘目的が根底にあるのがミエミエな形で)副収入や在宅ワークの手段としてポジティブな情報として提供するサイトが数多く存在します。

情報が多すぎて必ずなにかを肯定すると同時になにかを否定することが重なりすぎて、何が正しくて何が間違っているのかがわからない時代です。

ネットワークビジネスも同じことが言えます。

そこでここでは本当に副業としてお勧めなのかをざくっと紹介してみたいと思います。

基本はダウンライン1人あたりの月のリピートあたりの報酬は500円と考える

ネットワークビジネス(MLM)のビジネスというのは、主宰する企業が設定したボーナスやリピートの金額がバラバラです。

ネットワークビジネスという言葉はビジネスジャンルであって、儲け方は企業によって千差万別存在することになります。

ねずみ講のように登録料だけで賄おうする違法性とは全く異なり、ネットワークビジネスの収益源はあくまでダウンラインの報酬還元対象のメンバーが「商品を購入したときのキャッシュバック」です。

例えば7つボーナスが存在するMLM企業の場合は、7つそれぞれで収益シミュレーションを計測・計算する必要があります。

一つひとつ計算するのはかなり面倒ですので、あくまで簡単な指標としてですが、判断材料としての目安は「1人が月に1万円の商品を購入すると、その人からあなたに約500円程度のボーナスが発生する」と判断していいと思います。

この「1人1万円の購入につき500円の儲け」を基準にいろいろ考えてみましょう。

あなたも月に一定額リピート(定期購入)する経費を考える

1人1万円のダウンラインの購入につき500円の儲けが発生するのが収益の部分の指標で、経費としての指標を考えると「あなたも月に約1万円の購入をしないと500円を受け取れない」と考えましょう。

自分も商品を購入することで、ダウンラインの購入が報酬として確定するので、連鎖販売(=ネットワークビジネス(MLM)の法律名)が成り立ちます。

最低20人のダウンラインを構築して初めて元が取れる

ですから、「(出費)10,000円 / (収益)500円 = 約20人」が最低でもダウンラインに必要な人数となります。

もちろんMLM企業の報酬システムによっては、月15,000円の商品購入が必要なネットワークビジネスの場合は「15,000円 / 500円 = 30人」が最低必要という具合になります。

ダウンラインに20人構築するまでは赤字である

月に1万円分購入しているのに、月に500円(=ダウンラインに1人)しか発生しなければ、残りの9500円は出費なので赤字です。

(これだけモチベーションが維持できず、モチベーション低下を防ぐために、ネットワークビジネスのボーナスとして、登録してくれた人の最初の購入だけ500円よりも大幅に多いボーナスが単発で発生する特典を設けているところもありますが、重要なのは「権利収入としてのリピート部分からの報酬」ですので、あくまで今回の指標からは除外します。)

週に1人ずつ増えていく計算ならば、赤字解消になるポイントは20週(= 5ヶ月)後になります。それまではすべて赤字で、5ヶ月の間の赤字の総額をその後解消する必要も出てきます。

喫茶店やファミレス時の食費・お茶代、ガソリン代、携帯代も経費

ネットワークビジネスはビジネスです。

近くの喫茶店やファミレスでリクルートするにしても、そこでの出費もすべて経費ですから、月1万円の出費に加算しなければいけません。

いくら近場とはいえ、車で約束の場所までいけば、その分のガソリン代も経費。電話で話した場合の電話代も経費です。それ以外にも、特定商取引法上、勧誘した相手が正式に登録するために必要な法定書類である「概要書面」の印刷代・インク代もあなたの経費です。

これらをすべて加算しなければいけません。

ネットワークビジネスはお金も時間もかけないと成り立たない

ビジネス性があるかどうかというのは結局のところ「お金をかける」「時間をかける」のいずれかもしくは両方をどれだけ投じるのかを基準に、その投じたお金と時間以上にお金が発生するかが判断となります。

ネットワークビジネス(MLM)の場合は、直接相手(勧誘したい相手)に”接触”することによって、メンバーを増やしていくことになります。

直接あなた自身がリクルートしなくても、あなたのダウンラインにいる誰かがビジネスとして新たなな人を勧誘するにあたっては、あなたもそのサポートにまわるのに、”接触”することになります。

つまりは、人を勧誘する場合、している場合の時間はすべて時間的コストとして必要です。

勧誘された相手も、信憑性のない情報を含めたネットの情報を必ず参考にしますし、MLMをするかしないかはその勧誘された本人次第ですから、失敗の数のほうが圧倒的に多いのも事実です。

更に、経費としても上記に上げたように時間がかかればかかるほどかかっていきます。

結局のところ、目標の権利収入額まで達成してからは楽ですが、権利収入を得る状態にまで達するまでの「時間の経費」と「お金の経費」が想像以上に必要になることは容易に想像つくでしょう。

時間を投じれば投じるほど結果につながるなら副業としては不利ということになる

副業というのは、「本業の仕事以外で確保できる時間でそれに見合ったお金を稼げる」「本業のしごと以外で確保した時間を費やした結果として自動的に報酬が発生する状態になる」という2つの側面で魅力があるときにこそ成り立つのではないでしょうか。

前者は、単純にダブルワークとしての副業です。ですから、本業以外の時間がそのまま給与として支払われるパターンです。

対して後者は、サイト運営による広告収入(実はこのサイトみたいな)や、有料アプリを作ってそれを配布するなど、結局ネットワークビジネスとしての権利性により収益が発生する分です。

ネットワークビジネスは権利的収入が魅力とはいうものの、結局は時間を投じれば投じるほど結果になりますので、あくまで後者のようなイメージがあります。

しかし、アプリやサイトは一旦構築してしまいえば、あとはサイトのテキストの間違いやデザインやhtmlやphpといったプログラミング要素のメンテナンスをするだけです。

しかし、ネットワークビジネスの場合、メンテナンスをする対象はなにかというと、ダウンラインの人そのものです。機械やシステムではないので、自分の思う通りにはいかない反面、一人ひとりとのコミュニケーションが重要になります。

圧倒的に権利収入の額が高額になるまでは(大体年収5000万レベル= 5000万 / (500円 × 12ヶ月) = 約8400人ほどのダウンライングループ)、時間を投じ続けることになります。

ということは、、、、客観性を謳う当サイトとしても、ネットワークビジネスは副業としては不利といえるでしょう。

ネットワークビジネスで権利収入を得るためには、副業としてではなく「本業として」もしくは「本業と変わらない時間を投じる」必要があると言えます。