ニュースキンジャパン(Nu Skin)の新報酬プラン(システム)を解説【ベロシティ、ブランドメンバーの報酬など】

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本記事で得られる知識

当記事では、ニュースキンの新報酬システム体系の概要と、変更点について解説します。

この記事はこんな方向けです。

ニュースキンの新報酬システム体系は、ネットワークビジネスに無知な方・初心者向けと同時に、実際に携わってる方で旧報酬体系を理解してる方もざっくりと変更点について理解できる内容となっております。

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アップデートの本質とは

ニュースキンの公式サイトに掲載されている報酬プランの概要が大幅に刷新されています(2018年8月現在)。

報酬システムも変わっているのではないかということで、今回は全体像について書いていきたいと思います。

テーマが変わっている

報酬システムもデザインも次世代をイメージしたような斬新な米国企業っぽいものに変更されています。

その中でテーマとして書かれているのが、「Share」「Build」「Lead」の3つ。

イメージ戦略の一つとして大々的に書いてはいますが、shareは「製品をシェアしよう」、buildは「愛用者グループを構築しよう」、leadは「ビジネスグループを構築し、育成しよう」といったところでしょうか。

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タイトルが変更されている

今までのタイトル名を残した上で、平行で行うのかは確認できていませんが、概要を見る限りタイトル名は完全に刷新されています。

各条件や取得可能ボーナスの関係上、タイトル名を過去の名称で翻訳すると以下のようになるかと思います。

旧タイトル名新タイトル名
プリファードカスタマーショッピングメンバー
ディストリビューターブランドメンバー
暫定エグゼクティブ資格審査中ブランド レプリゼンタティブ
エグゼクティブブランド レプリゼンタティブ
ゴールド エグゼクティブブランド パートナー
ラピス エグゼクティブシニア ブランド パートナー
ルビー エグゼクティブエグゼクティブ ブランド パートナー
エメラルド エグゼクティブブランド ディレクター
ダイヤモンド エグゼクティブシニア ブランド ディレクター
ブルーダイヤモンド エグゼクティブエグゼクティブ ブランド ディレクター
チームエリート(?)プレジデンシャル ディレクター

エグゼクティブという名称自体がなくなり、独立メンバーをブランドレプリゼンタティブという名称にした上で、それより上のタイトル名もバラバラで宝石の名称が完全になくなっています。

GSVとは別のビルディングブロックというカウント方法の追加

ネットワークビジネス特有の複雑な解釈方法というべきか、以前のものより非常にややこしいなと感じる部分です。

新たにビルディングブロックというカウント方法が追加されています。

先にニュースキンのパーソナルグループのカウントの仕方について、おさらいしてみましょう。

ブランドレプレゼンタティブ(=旧「エグゼクティブ」)の資格を維持するためには、パーソナルグループで毎月2000PGSVを維持する必要がありました。

2000PGSVをビルディングブロックに置き換えると4ブロックという表現になります。

つまり、「500PGSV = 1ブロック」という表現です。

月に1700PGSV達成した場合は3ブロックと余り200PGSV達成したという言い方です。

この新しいレート計算は刷新されたビルディングボーナスと呼ばれるボーナスを計算するために用いられるため、ここが新報酬システムの醍醐味として強調されています。

ちなみにですが、500GSV=1シェアリングブロックという言い方をして、PGSVとGSVのブロック名を分けています。
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ボーナス名称の刷新と修正

ボーナスも名称が変わったり、内容が刷新されているものがありますので、ここでは概要を説明します。

小売利益
これは今までと同じです。

シェアリングボーナス (= 旧「L1ボーナス」?)

これは取得条件や取得対象が同じため、5%のL1ボーナスのことを指しているはずですが、残念ながらボーナス率が書かれていません。

ビルディングボーナス (≒ 旧「エグゼクティブボーナス」)

ビルディングブロックという新しいカウント方法によって計算される、エグゼクティブボーナスを修正したようなボーナスになります。

エグゼクティブボーナスは1ヶ月間のパーソナルグループの大きさに応じて、ボーナス率が高くなる設計でした。

今回のビルディングボーナスは、まず週単位の計算方法に変更されているということと、16ブロック(=8000GSV)以上で最大パーソナルグループから40%のボーナスが発生します。

エグゼクティブボーナスのときに比べると、吐き出しの頻度が4倍になり、最大還元率もあがっているという印象です。

ちなみに、資格維持のために必要な2000GSV(=4ブロック)を1週間で達成すれば15%、月で2000GSV(=4ブロック)だった場合は、その1週間分で5%という具合になります。

リーディングボーナス(= 旧「ウェルスマキシマイザー」)

名称が変わっただけで、最大6世代からの各5%のボーナス額と、1世代目からの10%のボーナス額のどちらか大きい方の金額がボーナスとなるメインの部分です。

新感覚でモチベーションアップが一番の狙いか

今回のニュースキンの報酬システムが大きく変わった!!といえる部分は主に2つです。

各名称とビルディングボーナス。

ビルディングボーナスは独立してから、新たに独立メンバーを育成するまでのつなぎ目のボーナスということでモチベーションの連結環の役目をしていたわけですが、これが月単位から週単位になるだけでも、吐き出しの数が増えますし、パーソナルグループの売上があがればあがるほど、%が以前よりも増えて発生する点は、独立メンバー(= ブランドレプレゼンタティブ = エグゼクティブ)にとってはモチベーションアップにつながるのではないでしょうか。

ただ当サイトで指摘している、ディストリビューター(= ブランドメンバー)からエグゼクティブ(= ブランドレプレゼンタティブ)になるまでの役目のオーバーライドやパスアップ系のボーナスが新たに追加されたわけではありません。

一度独立した後に感じる「降格をしたくない」と思うプレッシャーが世界一高いと言ってもいいほど厳しい報酬システムの、その根幹が改善されているわけではないのです。

したがって、経営側からの戦略の意図として感じるのは、既存のビジネス目的のメンバーのニュースキン離れが深刻化している中で、結果を出せるメンバー(=エグゼクティブ = ブランドレプレゼンタティブ)の引き止めが一番の目的ではないでしょうか。

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