ネットワークビジネスは日本で主宰する企業の数だけ存在する

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本記事で得られる知識

当記事では、ネットワークビジネス(マルチ商法)を主宰するMLM企業とディストリビューターの関係についての違いや、役割の違いについて解説します。

この記事はこんな方向けです。

当記事は、ネットワークビジネスに関して無知な方、初心者の方向けの記事になります。

MLM企業とディストリビューターの明確な違いがイメージできない方はぜひお読み下さい。

更に、ネットワークビジネス、MLM、マルチ商法、マルチまがい商法、ねずみ講、連鎖販売取引といった名前を聞いたり、そういうものに家族や友人が参加してほしくない方も、事前の予備知識として読んでおくことをお勧めします。

ネットワークビジネスは総称

ネットワークビジネス、マルチ商法、MLMという名称はあくまで、ビジネス形態を指す総称です。

あえてビジネスとは違う高校を例に説明しようと思います。

高校というのは、多くの人が半ば必須・必然的な感じで通っていますが、正確には生徒が高校卒業資格を取得するために3年間で最低必要な出席日数と最低点数以上の成績を残すことが目的です。

全国に非常に多くの高校がありますが、学科や選択科目、授業内容が違い、更に校風といった制服、校歌、行事も全くことなります。

ネットワークビジネスに戻すと、「高校」という固有名詞が「ネットワークビジネス」「マルチ商法」「MLM」に該当し、学科や選択科目、校風といった部分が、「取扱商品」「報酬システム」「ツリー構成」の部分になります。

つまり、ネットワークビジネスと一言で言っても、実際には中身が全く違う形態のものが1000社以上あるとみなす必要があります。
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企業単位でネットワークビジネスが存在する

ネットワークビジネスは有名所の企業名を具体的に挙げると、アムウェイ社のネットワークビジネスなら「アムウェイビジネス」、ニュースキン社のネットワークビジネスなら「ニュースキンビジネス」といった具合に完全に別個の稼ぎ方となります。

ダウンラインにビジネスメンバーや愛用者のツリーを構成していくことで得られる目的は一緒です(今回の例えでは高校卒業資格の部分)。

しかし、ダウンラインのツリー構成、ボーナス体系、還元率、月の最低必要購入額などは企業ごとに全くことなります(今回の例えでいう校風の部分)。
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MLM企業間では競争・敵対関係

ほとんどのMLM主宰企業の会員規約に存在するのが「クロスリクルーティングの禁止」というルールが存在します。

簡単に言うと他社のメンバーを引き抜くなというものです。これが業界のタブーとなります。

ただ、厳密にはネットワークビジネスに抵抗感のない人の中で、多くは末端に近い人たちの中には、複数のネットワークビジネスをしている人は少なくはありません。

更にMLM主宰企業も会員規約に定めてはいても、何百人という組織を抱えるリーダー格にのみこの規約の厳密な徹底を課しているわけですが、このリーダー格が「メンバーへの意識付け」という意味で、他社の批判を展開することになります。

これにより、必要以上の競争感・敵対感が生まれることになり、会員の奪い合いや他社批判が絶えない現状があります。

なーなーでゆるい中でやってしまうと、すぐダウンラインのメンバーが抜けてしまい、収入に結びつかないのですし、雇用関係のない人たちを何百人も取りまとめるリーダー格というのは、こういうゆるい組織に簡単に近づいて組織崩壊をしかけたりしますので、この業界ではこの不必要な競争感・敵対感は致し方な面があります。

自分に合う商材とシステムかの事前把握が必要

ネットワークビジネスの話は完全に知り合いや友人のツテで紹介される受け身の形が基本です。

前述したとおり1000種類のものネットワークビジネスが存在するので、この中からあなたに合ったビジネスを事前に把握しておく必要があります。

ネットワークビジネスはビジネスですし、会員登録だけでも有料なところもあるため、最初は経費のほうが収入を上回りますので、「とりあえずやってみる」「とりあえず登録してみる」は出来る限り避けるほうが無難です。

受け身で自分に合ったものを判断するためには、やはり自分にあった報酬体系を事前に把握しておく必要があります。

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