ネットワークビジネスの組織図に配置される人とは

ツリーはメンバー間の権利関係を示した図

ねずみ講と混同しやすい一番の理由がこのツリーの存在です。

ピラミッドと表現することもありますが、ピラミッドはねずみ講との違いが分からなかったり、否定的な人がこの名称で呼び、ネットワークビジネスを実際にしている人たちの間ではツリーと呼びます。

私は否定はしていないので、ツリーで統一して呼びます。

ツリーというのは、ネットワークビジネスをしている人たちの間では「信頼関係」とか「コネクション」、そして「人間関係そのもの」なんて表現を使って、その関係を説明することが多いです。

しかし、正確な言い方をすると「権利関係」を示しているに過ぎません。

「自身より一定の範囲内のダウンラインが商品を購入した時、その商品に割当てられているポイントを基準に計算された報酬額を受け取る権利」です。

ネットワークビジネスで会員登録をする際には必ず「スポンサーID」を指定します。端的に言えばあなたにビジネスを紹介した人の会員IDです。

この会員IDをスポンサーとしてあなたにも会員IDが発行され、あなたを紹介した人を基準に見てみると、あなたが商品を購入した時、あなたの会員IDのスポンサー(アップライン)がポイントに応じて報酬を受取る権利を有していると表現することができます。

なので、信頼難系がなくても、コネクションなんか持ちたくなくても、そして人間関係が悪くても、あなたの一定範囲のアップラインには、あなたが商品を購入することで、ポイントとして報酬が支払われる権利を有しているので、単純に「報酬受取の権利関係を示している」に過ぎません。

上下関係はない

ネットワークビジネスの勧誘活動の中でツリーの説明をする際には、会社組織に例えることがしばしばあります。

しかし、会社組織とは違い、ツリー上の上下に配置されているディストリビューター間には、立場上の上限関係はありません。

ネットワークビジネスは個人事業で、会社とは雇用関係がありませんし、ツリー上のメンバーは個々に独立した個人事業主なので、上下関係はありません。

ただ、組織拡大の戦略としては、「アップラインを立てる」形を取るので、敬う演技的なことをすることで、従いやすい状況を作り、拡大を図るのですが、厳密には関係ありません。

自身より下(ダウンライン)以外は把握できない

昨今のMLM主宰企業はメンバー対して、オンライン上の管理画面を提供しています。

ここには報酬計算のためのツリーも確認することができますが、基本的に自分自身を頂点にしたダウンラインしか表示されません。

ツリーというのは報酬受取に関する権利関係を示しているにすぎないので、アップラインの配置を表示したところで、自身の報酬額とはなんの関係もないので、表示する必要がありません。

報酬の計算対象は一定の範囲内のダウンラインですから、アップラインだけでなく報酬計算の対象外の、範囲害のメンバーの配置状況は一切開示されません。

ディストリビューターにとっては、アップライン以外は自分自身の組織構築の状況を知られることがないので、人数をサバ読んだり、状況を針小棒大に表現することもしばしばあり、ここが誇張表現の元凶の一つとも言えます。