ネットワークビジネス(MLM)のマトリックスの仕組み


今回は今の時代はマイナーとなっているマトリックスについて解説します。

マトリックスは簡単に言いますと、制限幅ツリー版のレベル単位のオーバーライドです。

この2つの原理が分かれば、単純に理解できるはずです。

x系マトリックス

業界一般的な言い方としては、オーバーライドで2系列の場合は2系マトリックスという言い方をします。

オーバーライドが原理なので、バイナリーのように2系でしか構成できないというわけではなく、MLM企業がその幅を自由に設定できるため、3系列しか配置できないものは3系マトリックスという言い方をします。

2系、3系、7系、20系マトリックスと様々あります。

幅数が少ない程報酬額が低い

図1-1は2系、図1-2は3系で、どちらもレベル1~3には、20%~10%のボーナス率が割り当てられています。

マトリックスはオーバーライドですので、2系も3系もレベル1~3の合計の45%が最大還元率になり、同じです。

ところが、制限幅ツリーで配置できる人数に上限があるため、図のように仮に2系・3系にフルマックスでポジショニングされた場合、2系だとレベル3までで14人、3系だとレベル3までで39人が最大で配置できる人数となります。

無制限幅ツリーであれば人数制限がないので、報酬還元の対象レベルの中に人を配置すれば全て報酬の対象内になりますが、マトリックスの場合は縦の深さも横の深さも制限加えられることになります。

その結果、仮に図1-1,図1-2において、全員が1万円の商品を購入した場合の報酬額をそれぞれ計算してみると、

2系マトリックスの最大報酬額 : 18,000円

  • レベル1 : 2万円 × 20% = 4,000円
  • レベル2 : 4万円 × 15% = 6,000円
  • レベル3 : 8万円 × 10% = 8000円

3系マトリックスの最大報酬額 : 46,500円

  • レベル1 : 3万円 × 20% = 6,000円
  • レベル2 : 9万円 × 15% = 13,500円
  • レベル3 : 27万円 × 10% = 27,000円

となり、これ以上の報酬額が発生することはありません。ポジションが全て埋まってしまうと、それ以上人を配置することができないので、リクルートする意味がありません。

図1の設定したボーナス率は、実際のMLM企業のシステムに比べると、かなり高めに設定していますが、それでも2系だと18,000円しか発生せず、制限の幅が小さければ小さいほどビジネスとしては、小遣い程度の意味しかなさないことが分かると思います。